新型コロナウイルス関連肺炎のニュースに触発されて、1995年に制作されたアメリカ映画Outbreakを見ました。これは架空のMotaba virusがアフリカからアメリカに感染拡大したときの恐怖を描いた映画です。
まず、ザイールのMotaba川近辺で原因不明の出血熱が発生し、兵士が次々と死亡します。この死亡率に危機感を覚えたアメリカ陸軍は、感染者の血液サンプルを採取した後、爆弾を投下して現地民と部隊を壊滅させます。 それから30年後、同様の出血熱が再発し、主人公Sam Danielsは現地の村に調査に向かいます。その時点でウイルスには空気感染力がありませんでした。 ところが、アフリカからサルを密輸した業者によって、感染力の強い変異ウイルスがアメリカ国内に広がります。陸軍上層部のMcClintockは、30年前と同様に、アメリカ国内の感染地区に爆弾を投下しようと画策します。 McClintockの隠蔽工作に対して、Sam Danielsは血清を作成して民間人を救うべく必死の努力を尽くします。最後は、Samが乗ったヘリコプターと爆撃機の手に汗を握るチェイスシーンが圧巻です。 この映画を英語で聞き取ろうとしましたが、非常に難しいです。スピード感ある展開は面白いのですが、それに伴い、登場人物はみな早口です。字幕を出して見ても、理解するのは困難でした。 この映画の中では、アメリカ陸軍上層部がMotaba virusを細菌兵器として保管していました。現在世間をにぎわしている新型コロナウイルス2019-nCoVに関しても、生物兵器ではないかという憶測がネットで流れているようです。怪しげな情報に慌てることなく、基本的な衛生法(手洗い、マスク着用、うがい)を励行すべきだと思います。 arsenal: 武器庫 battalion: 大隊 bluff: はったりをかます congregate: 集まる cordon: 非常線 eradicate: 絶滅させる penchant: 傾向 rudder: 方向舵 sycamore: スズカケノキ
by PhotoEng
| 2020-02-01 10:42
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