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ボブスレー

先日、Penguin Active Readingには各ページに脚注が付いていると書きました。具体例として挙げたのは、sleigh: Santa Claus drives a sleigh across the sky on the night before Christmasです。ところで、冬季オリンピック競技にボブスレーがあることは皆さんご存知だと思います。でも、ボブスレーの綴りを知っている人は極めて少数でしょう。正解は









bobsleighです。私は昨日やっと気付きました。ここで「そり」に対応する英語をまとめてみます。結構面倒くさいですよ。オンラインGoo英和辞書から引用すると、

sleigh
[名]そり(((米))sled,((英))sledge)(◇通例馬が引く旅客・荷物運送用のほろのない乗り物)

sled
[名](雪・氷上用の)小型そり;子ども用そり;(スポーツ用の)トボガン(toboggan)


これによると、sleighは馬やトナカイなどが引く大型そりで、sledは小型そりと区別しています。ところが、英英辞典やWikipediaによると、この区別は必ずしも厳密ではないようです。さらにイギリス英語ではSledgeですし、カナダ由来のtobogganという単語もあります。

とはいえ、現代で「そり」という単語を使う機会は滅多にないので、もし、クリスマスシーズンにオンライン英会話でこの手の話題が出たら、ボブスレーを思い出してsleighと言っておけば概ね大丈夫だと思います。とりあえず沈黙を避けることはできますね。


<後記>
私は実際にそりに乗る機会が無いので、sleigh, sled, sledge, tobogganの区別は知らなくてもいいや、、、という考えです。でも、冬場にスキー場に数回行く人は、これらの単語を認識語彙ではなく運用語彙として身に付けておくと良いでしょう。
by PhotoEng | 2019-11-29 00:14 | Comments(0)
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